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消化器内科

消化器疾患とは

消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)をはじめとして肝臓、胆のう、膵臓などに関係する病気のことです。
部位別に大きく分けて

  1. 消化管
  2. 肝臓
  3. 膵臓
  4. 胆のう・胆管 に分けられます。

治療方針についてご相談し、適切な治療を行っています。

消化管

消化管に該当する器官は、口、喉・食道、胃、小腸、大腸、肛門があります。

症状

腹痛、食欲不振、胸やけ、吐き気、嘔吐、逆流、のどのつかえ感などの症状は、胃や腸、食道などの消化器の疾患が原因で起こることがあります。そのほかにも下痢や便秘、胃液などの逆流も消化器が障害を起こした時に見られます。

それぞれの症状は一つだけで起こることもあれば、複数が同時に起こることもあり、場合によっては時間差で様々な症状が出ることもあります。

腹痛

腹痛は、食道や胃腸などの消化管やお腹に起きた異常を知らせるものです。
炎症、潰瘍、穿孔(せんこう)や感染症、異常な収縮などがあり、原因が重複していることもあります。
考えられる病気には胃潰瘍、過敏性腸症候群、虫垂炎、すい炎、がんなどがあります。

たとえば、過敏性腸症候群による痛みは鈍く締めつけるような痛みとされるのに対して、胃潰瘍の痛みは焼けるような痛みと表現される傾向があります。
お腹全体に漠然と痛みを感じることもあれば、一部分だけが痛む場合もあります。
また、姿勢や食事などによっても痛み方が変わることがあります。

胸やけ

胸やけは、みぞおち辺りに感じる痛みや不快感を指します。
刺すような痛みや焼けつくような痛みと表現されることもあります。

胸やけは、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、胃炎、逆流性食道炎などが原因でおこります。
ピロリ菌による胃や十二指腸の炎症や潰瘍、また胆石ができた場合も、胸やけを起こすことがあります。
機能性胃腸症などのように消化管に特に異常がなくても胸やけが起き、不安が原因で胸やけが悪化することもあります。
その他に、食欲不振や吐き気、便秘、下痢、お腹のふくれ(膨満感)、 げっぷ、なども見られます。

逆流

逆流は、吐き気を感じていないのに食道や胃から食べものや消化液が上がってくることをいいます。
酸味や苦味を感じるのは胃から酸が上がってくるためです。
味のしない液体が逆流してくることもあります。
ストレスとも関係があるといわれています。

嚥下(えんげ)困難

嚥下困難とは、食べ物がのどを下りていく途中で詰まった感じがすることです。
のどや食道などになんらかの障害物ができていると起こります。
食道がんはその典型例です。食道がんは転移するまで発見されない場合が多く、症状もほとんど自覚がありません。
定期的な内視鏡検査をお勧めしています。

食欲不振

食欲不振は空腹感が欠如するため、食べたいという欲求がなくなります。
様々な消化器の疾患の症状としてあらわれ、胃炎や胃腸炎などの炎症や感染症によって起こります。
また、消化管の閉塞やがんも食欲不振の原因となります。

吐き気

吐き気は、嘔吐感、めまい、お腹の不快感、食欲不振、などの不快な感覚を指します。
食道や、胃腸などの消化管の働きが乱れることで起き、船や自動車、飛行機などの乗り物酔いで吐き気が起こることもあります。

嘔吐

嘔吐は胃の強い収縮によって起こります。吐き気が嘔吐の原因にもなります。
胃が空になることで、一時的には吐き気が治まります。

下痢

下痢とはやわらかい便が頻繁に排便される状態を指します。
便の硬さは軟らかいペーストのようなものから、水のようなさらさらとしたものまであり、色も赤っぽい茶色から透明までと様々です。
便が黒い時は消化管の中で出血が起きていることもあります(黒色便)。
吐き気を起こす場合もあり、特に細菌やウイルス、食中毒などで下痢が起きた時は吐き気が強くなります。

便秘

便秘は排便の回数が減ることです。
便が硬くなってうまく排便ができず、直腸に便が残っているように感じることもあります。
力むと腹痛が起きることがあり、排便後に腹痛が続く場合もあります。
体の痛みや、うつ病などの心理状態も便秘の原因になります。
また、大腸がんなどの悪性疾患でも便秘に至ることがあるため注意が必要です。

肝臓

多いのは、体質性黄疸、ウイルス性肝炎(A、B、C型)、肝がんと続きます。
自己免疫性肝炎や原発性胆汁性胆管炎は稀なケースではありますが、よく検査して診断することが重要です。

症状

肝臓病は症状が出にくいものの、急性肝炎は発熱、倦怠感、咽頭痛、頭痛などの感冒症状、次第に黄疸、褐色尿、食欲不振、嘔気、腹痛などが短期間で出現し、さらに劇症化すると意識障害が出現します。
慢性肝炎や(代償性)肝硬変は徐々に進行するのでだるさや体のかゆみ程度で症状は軽く、非代償性肝硬変と言ってかなり進行した状態になると腹水や浮腫、意識障害、出血(吐下血など)、黄疸などの症状が出現します。
肝がんも初期には症状が出現せず、癌が大きくなると腹痛などの症状が出現します。
症状が出る前に肝炎治療を行うことで、肝硬変や肝がんに進行するのを予防することができます。

膵臓

膵臓の働きには、食べ物の中のタンパク質を溶かす「膵液」という消化液を作って膵管から十二指腸に出す「外分泌機能」と、血糖や消化液の量を調節するホルモン(インスリン、グルカゴン、ガストリンなど)を作って血液に出す「内分泌機能」があります。
膵臓の病気には膵炎、膵嚢胞、膵臓癌などがあります。

膵炎

急性膵炎とは、アルコール・胆石・高脂血症等によって急激に膵臓に炎症が生じる病気です。
膵臓は消化液を分泌するため、重症となった場合は自己の消化液で自分を消化してしまい、その為最悪の場合多臓器不全となり致命的になるケースもあります。
アルコールを多飲したり、脂っこいものを多く食べた時、高脂血症・胆石症を持っている方が急に腹痛を生じた場合急性膵炎の発症が疑われます。

慢性膵炎とは主にアルコールによって膵臓が変性(線維化)を来し、膵臓の機能が低下する病気です。
症状としては腹部の痛み、背中の痛み、体重減少、下痢等が見られます。
さらに病状が進行して膵臓の機能が低下すると自覚症状は少なくなりますが、膵臓の機能低下に伴う栄養の吸収不良が見られ痩せていきます。
さらに痩せていくにも関わらずインスリン分泌低下による糖尿病の発症を認めます。

膵嚢胞

膵のう胞とは、膵臓に出来る液体が溜まっている袋状のもの(嚢胞)の事です。
膵嚢胞の原因には様々な病気があり、大きく腫瘍性のものと炎症性のものに分けられます。
腫瘍性膵嚢胞の多くは症状に乏しく良性である事が多いため経過観察となる事が多い病気ですが、一部悪性の腫瘍性膵嚢胞がありまた良性と診断されても時間が経過することで悪性化する膵嚢胞も存在します。
万一悪性が疑われる場合は手術によって切除する必要があるため、膵嚢胞と診断された場合は定期的に精密検査を受ける事が重要です。

膵臓癌

「膵がん」とは膵臓にできる悪性の腫瘍です。
60歳頃から増え、高齢になるほど多くなります。
膵がんの発症には、喫煙、膵がんの家族歴、糖尿病、慢性膵炎などとの関連が言われています。

膵がんは、特徴的な症状がないことから早期発見が難しいがんのひとつです。
早期の状態では、腹部違和感や食欲不振、体重減少などが出ることがありますが、他の病気でも起こるような症状がほとんどです。
ある程度進行すると、膵管がふさがれて腹痛を起こしたり、胆管がふさがれて「黄疸(おうだん)」(からだに胆汁が溜まって皮膚や白目の色が黄色くなること)を起こしたりすることがあります。

また、糖尿病を発症したり、もともと糖尿病がある場合は血糖のコントロールが悪くなったりすることもあります。
更に進行すると十二指腸がふさがれてお食事が摂れなくなったり、背中側の神経に広がって背中が痛んだり、おなかに水が溜まったりすることもあります。

胆のう、胆管

胆のうは、胆汁を一時的に貯めて濃縮する袋状の臓器です。
胆汁は肝臓で生成される黄褐色のアルカリ性液で、食べ物とまざりあって脂肪の吸収を助ける働きを持ちます。
胆管はその胆汁が通る管で肝臓と十二指腸を繋いでいます。長さは約10~15cmほどで太さは0.5~1cm程度のものです。

胆嚢炎・胆管炎の症状

胆嚢炎・胆管炎の症状は、右上腹部の痛み、黄疸、発熱が見られます。
さらに、症状が悪化すると、胆汁中で繁殖した細菌が血行性に全身に広がる敗血症、DIC(出血が止まらなくなる状態)を併発して、意識状態が悪くなったり、ショック状態(血圧が下がる)となることもあります。

主な病気として、胆石症、胆のう炎、胆のうがん、胆管がんがあげられます。

胆石症

胆汁の成分が固まって石状になり、胆のうや胆管に溜まる病気です。特にみぞおちや右の肋骨の下あたりに痛みを生じやすく、耐え難い激痛を伴う胆石発作を招きます。
一方で、半数以上の方は無症状とも言われています。
日本人においては約5%の人が胆石を持っているとも推定されており、女性・肥満・中高年の方に多いとされています。
症状がない場合には経過観察をしますが、胆石発作や炎症が生じている場合には基本的には腹腔鏡手術が第一選択となります。

胆のう炎

胆石などが原因で胆汁に感染が起きることで炎症を招きます。
激痛に襲われるだけでなく発熱や黄疸といった症状を伴います。
放置すると生命にも関わるため、緊急手術が必要です。
診断には超音波やCTを用います。胆石や胆のう炎がわかり、手術が必要と判断された場合には提携の医療機関にご紹介いたします

胆のうがん

胆石を合併するケースが多いですが、症状が乏しいため発見時にはかなり進行した状態になっていることが多いです。
早期発見には定期的な超音波検査などが有効です。

胆管がん

胆のうと同じく、症状が出にくいため早期発見が重要です。
症状が出る際には黄疸が現れることが多いですが、その段階ではかなり進行した状態と考えられます。

消化器内科では、消化管である食道・胃・十二指腸・小腸・大腸と、胆のう・膵臓・肝臓といった消化器全体の専門的な診療を行っています。
症状・体調・既往症などについても詳しくお話を伺っていますので、お気軽にご相談ください。
問診後は必要な検査を行って診断し、結果をわかりやすくご説明した上で治療方針についてご相談し、適切な治療を行っています。

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